2008年02月01日

08年2月の回文投句

【先月の作品より】 抄出:徳永未来

悲しきかピアノソナタ、サンドとショパンは善しと頓挫だ、謎の愛描きしなか  北川ゆきお
清正なみなみに手に皆々様善き  二健
試しは一新源氏つい始めた  木村哲也
日頃より 華美満ちた春 短きか 沁みる二十歳見 光り喜び  徳永未来
七福神自分家へ珍布陣敷く府知事  のえら


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徳永未来さんが回文作品の投稿活動を行っている
媒体の一つの朝日新聞千葉版の「千葉笑い」で、
2007年度年間大賞の天賞を獲得されました。
バーおめでとうございます。

「asahi.com07年 年間賞3氏決まる-マイタウン千葉」
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000210801040001

・その記事を引用します。
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【千葉笑い】07年 年間賞3氏決まる/2007年12月29日

=3月17日〔回文川柳〕 暖冬も蜂呼ぶよ千葉もう飛んだ
        (だんとうもはちよぶよちばもうとんだ)
                 (市川市・徳永未来)
【評】
候補作目白押しの中から初見時のインパクトの
度合いを思い起こしながら選出した。
徳永さんの作には暖冬の情景がたちまち目に浮かび、
「いいなあ」と繰り返し口ずさんだことを思い出した。(後略)
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posted by 二健 at 02:04 | Comment(81) | TrackBack(0) | 投句
この記事へのコメントや投句
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乳の実の父や無口の父なれな父の血汲むや千々の身の父
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月01日 10:02
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怨念か悔しくも 宮気がふれし底の 六条は手に鈍色の斧を呪い 
  火に似て這うよし 黒の去年 痴れ深き闇 黙し妬く観念を

Posted by 徳永未来 at 2008年02月01日 22:11
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
中津蟹女知や八千代に二月かな  18083
Posted by 二健 at 2008年02月02日 02:29
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
専(もは)らは観良き大和継ぎ天智近江に遷都、抱かぬ恋か以後額田遁世に身を惜しんで来つ苫や浄見原はも
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月02日 06:49
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

確かにな2月2日に何かした
Posted by のえら at 2008年02月02日 22:22
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
縷々奏で隣合わせに回文賦如何に瀬は在りなどて流るる

寒月に幹黒陰の柚子の葉の露除け軽ろく君に告げんか
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月03日 00:17
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

いざ撒いた2月3日に退魔祭
Posted by のえら at 2008年02月03日 00:31
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
*昨年末投稿の『キュピドの矢』の作者は堀口大學でした。 室生犀星と勘違いしていました。 失礼しました。
「苦界だ・・・・・・大學」に訂正させていただきます。

縷々奏で死なむやも為む渡り鳥撓む瀬も止むなして泣かるる
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月03日 01:40
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冷凍食って蹉跌食うトイレ
数よく調べて減らし供養す
港水際では傷見と波  18184
Posted by 二健 at 2008年02月03日 19:55
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

大豆だが2月4日に片付いた
Posted by のえら at 2008年02月04日 00:29
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*さすが天才のえらさん。 2月4日にお付き合いで、、、

ぷよぷよ2月4日に呼ぶ呼ぶ

でっ、キスを!弾むLOVE、サガンがさ「ブラームスはお好き?」って
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月04日 02:33
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男女は問わぬし 潔し マジ三島氏よ鬼才 死ぬわと早よ死んだ
Posted by 徳永未来 at 2008年02月04日 07:34
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出きったね2月5日にネタ尽きて

>北川ゆきおさん
 気に入っていただけてなによりです
 こんなお遊びが大好きなんです^^
 リアルに日付が残るネットだからこそ活きるってのがポイントです♪
Posted by のえら at 2008年02月05日 00:11
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だが愛せ2月5日に聖アガタ

*のえらさん、僕もこういうの好きですが、思いつく発想がすごいです。
右の記念日リンクで調べたんですが、4日はぷよぷよの日、5日は聖アガタの日だそうです。どちらもかなりマイナーですが・・・
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月05日 01:53
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苦いクッパ 毒とは皮と具とパックいかに
Posted by 徳永未来 at 2008年02月05日 07:37
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

*「ぷよぷよ」はメガドライブ時代に猿のようにやりこんだものです
まさか記念日が有るとは知りませんでした
当然「聖アガタ」が誰なのかも知りません
世の中には関係者も知らない記念日が多々有るんでしょうね

暗いか絶え間ざる「ぷよぷよ」降る様得た快楽
知らぬ数記念日不憫ね気付かぬらしー
Posted by のえら at 2008年02月06日 22:54
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昴凍て樹(いつき) 天そびえるは如月
  白雪は椿揺らし 綺羅咲き春へ潜んで気づいているはず
Posted by 徳永未来 at 2008年02月07日 00:06
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思い出した「プヨプヨ」、蓋したいもお
よー知らぬ聖アガタが愛せぬらしーよ

闇夜裂きて旅人(たびと)飛び立て象(きさ)よ見や
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月07日 06:13
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ぷよぷよ とはゲームですか?



常若は誰待つ 追い焦がれた筒井筒 誰が恋を待つ 摘まれた若葉古都
Posted by 徳永未来 at 2008年02月07日 08:39
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
*ぷよぷよとかテトリス、ボンバーマンなど倅に影響されてやりました。
倅はゲームのやり過ぎで眼鏡使用になっちゃいました(◎_◎;)

読めたは傷リヤカーやり過ぎは駄目よ  18523
Posted by 二健 at 2008年02月07日 18:56
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断つ悲しインベーダー変移しなかった
Posted by 木村哲也 at 2008年02月07日 19:20
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テトリスに代表される「上からパズルユニットが落ちてくる」ゲームを総称して「落ちゲー」と言います
「ぷよぷよ」は「テトリス」の亜流にして「テトリス」に並ぶ人気を誇る「落ちゲー」です

得たき落ちゲー知を鍛え
無体かテトリス遊ぶぞアスリート手が痛む
Posted by のえら at 2008年02月07日 21:17
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
*店をやってたころ、「儲かりますよ」といってタイトーがテトリステーブルを置いてった。
回収する硬貨のほとんどは僕の使ったもの・・・
おかげでテトリスの腕だけは上がりました。

出す利とて店内なんでテトリスだ!
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月08日 05:35
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水宮の光る玻璃 早めの梅の堅き幹。
  鷹の目 鵜の目 やはり春が陽のうぐいす
Posted by 徳永未来 at 2008年02月08日 21:41
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お店を経営されていたんですか・・・
多彩な経歴をお持ちなんですね

ケツ剥けた 得た子こたえた ゲーム漬け

*「水宮の〜」水に陽に木々、鳥3種 慣用句まで織り込んだゴージャスな作品
美麗!
Posted by のえら at 2008年02月08日 23:34
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*徳永さん、早春賦 美しいですね。さすがです。
僕もうぐいすで一首作ったけどうまく纏まりませんでした。

*のえらさん、店は今は「カーテン王国」になってしまいました。

憎く! 厚恩てか、「カーテン王国」に
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月09日 01:33
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
うちも開店当初(29年前)に
インベーダーゲーム機のテーブルが一台ありました。
ゆきおさんと同じく回収したお金は、
ほとんど自分の入れたものでした。
お金儲けに縁がないのは、
度胸とタイミングが駄目だからです。

何方言うも嫁行き夢よもう一度  18614
Posted by 二健 at 2008年02月09日 04:00
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のえらさん、ゆきおさん、ありがとうございます。
最近、木村先生の影響もあって、「源氏物語」再度没頭しています。
寝る間も惜しんで、という表現が相応しい。

埋もれた美しい日本語、知らなかった色彩、回文の宝庫です。


天子犯した蜜の咎打つ 悲嘆のとき 流さるる遠の侘びの地と岸、
 頬と濡らし須磨。天津知らぬとおぼしき土地の琵琶の音。
  縷々、性泣きと呑んだ悲痛。過度の罪確か惜しんで、、、、。
Posted by 徳永未来 at 2008年02月09日 15:34
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
「源氏物語」はまだ読んでません。
いづれ読んでみようと思います。
回文は今朝TVで観た能楽「隅田川」の一部分です。
無表情な能面がだんだん悲しい表情になり、最後には涙を流す、、演者にとって最高の見せ場だそうです。

我が田見ず女旅、遣る川守の理も分かるや、ひた波を隅田川

ふいと対岸にして塚が、かつて死人がいたといふ

靄小川、川の彼の墓我が子やも
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月10日 02:27
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九度も微温で古典を紐解く
源氏蛍が歌留多欲しんけ
四つ下駄式部の吹きし竹筒よ  18658
Posted by 二健 at 2008年02月10日 07:48
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もう降伏済ませます工夫こうも

※ 未来さん、小生の影響とは恐縮です。
 小生自身、にわかファンを否めませんが、おかげで、悪女ブログ休止以降、源氏物語で二つ、ブログが何とか軌道に乗りました。
 これからもよろしくです。
Posted by 木村哲也 at 2008年02月10日 12:52
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夜目遠目越し 鼻に紅名は 醜女乙女よ

*帖ごとにストーリーのトーンががらりと変わるのも、源氏の醍醐味ですね。
Posted by 徳永未来 at 2008年02月11日 00:26
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

リーダー方の猛進「源氏物語」
Posted by のえら at 2008年02月11日 01:08
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色よ色も色へ 真剣かな晩年は泣かん源氏 エロいもろい鎧
Posted by 徳永未来 at 2008年02月11日 03:29
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呼ぶよ君平安愛へ未来呼ぶよ
真剣さ老いこの恋を散見し
今の以後千年念ぜ恋の舞
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月11日 05:53
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醜名は懐かし迷作臭い飯かつ菜花濃し  18721
Posted by 二健 at 2008年02月11日 12:10
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
雪に死の字を書き椿血を吐かば落ちき端月か忍野路に消ゆ
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月11日 14:58
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長雨の夜、かれこれぞ男の愚痴を四人で。
たんと、しゃべりたがりばかりなんだ。
普段成り代わり語り部、野次とんだ。
天女落ち、愚のことを....。それこれが世の眼かな。
Posted by 徳永未来 at 2008年02月11日 15:31
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
限りとて遺しゆく子の身が愁う帝(かみ)の皇子薫しこの手取りきか
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月13日 05:57
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長路か行き去らむ実紫ゆかしかな
藤壺や知らねど練らし野暮つ自負
刷り甲斐は過去ね猫可愛がりす  18869
Posted by 二健 at 2008年02月13日 21:08
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在位帝没し藤壺いていいさ
Posted by 木村哲也 at 2008年02月13日 23:40
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恥かしと身をや引くのみ躱してし我が身の悔いや御身と如かずば
帚木の以後無やなどか伊予の女の良いかと悩む恋退き際は
末摘むと名は諸子らがしきりなり来し唐衣鼻と睦えず
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月14日 04:02
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時去らむ花。鳥(と)の子が欲しいと泣いた。
ベソなどをかきながら『優し雀の子、確かに友と逃がした」
子の眼、涼しさやらが泣き顔とな。添へたいな......
遠い思慕、過去の戸、名は紫と
Posted by 徳永未来 at 2008年02月14日 07:32
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
摘みし花望み悲しき寝間に死に招きし汝が身その名は沁みつ
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月15日 17:59
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苦いチョコの日だけど、態度見つつ、オブラート、
  ラブを包み解いた溶けた...火の粉予知、いかに。
Posted by 徳永未来 at 2008年02月15日 20:36
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

母が「取れ!子よ!チョコレート!!」ガハハ(*`▽´*)
Posted by のえら at 2008年02月15日 23:25
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怒涛アダにすらチョコよ知らずにだアウトと

※ 源氏ネタには、小生が、帖やその他の最低限の解説を入れましょうか?
Posted by 木村哲也 at 2008年02月16日 07:49
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*木村先生の解説、いただけましたら身に余る光栄です。


何人か寝た、婆でも。大荒木の殿キラー、おお...モテ婆だね。堪忍な。

年な毛、下、カツラ?下草感じ、わざわざそんな、駒と婆と孫なんぞ。
 ....ザワザワ。珍花咲くも知らづ、かたじけなし、と。
Posted by 徳永未来 at 2008年02月16日 08:25
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*木村先生、是非お願いします
まだ齧り始めなもので、、、勉強になります

小さきよりはや萌え居るも目見(まみ)に頬に見守る家もやはり佳き幸
亡き今に言問へざるを過誤の夜の子が居る座へと常に舞い来な
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月16日 08:38
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晴れて解説成果出れば

※ では、お言葉に甘えて、解説いたします。
>天子犯した… 2/9未来
 朧月夜と交わったのが発覚してしまい、源氏は愛妻紫の上を置いたまま、須磨に流されることになった。「須磨」は12帖め。
>夜目遠目越し… 2/11未来00:26
 6帖め「末摘花」。希代の醜女だが、信じるとおりに生きて、晩年は幸福。
>色よ色も色へ… 2/11未来03:26
 女性遍歴に生きてきた源氏だったが、晩年に女三ノ宮と結婚してからは、若気の至りを反省させられる事件もあり。34帖め「若菜」。
>長雨の夜、… 2/11未来15:31
 「雨夜の品定め」と呼ばれる、2帖め「帚木(ははきぎ)」での、頭(とう)の中将(源氏の初めての妻の葵の上の兄弟)などとの、女性談義。女は上流でなく中流くらいがよい、と。
>限りとて… 2/13ゆきお
 源氏と女三ノ宮との息子とされているが、実は柏木と女三ノ宮の子の薫。
 41帖「幻」の次の「雲隠」で源氏は死ぬが、その後の「宇治十帖」の中心人物。
>藤壺や… 2/13二健
 源氏の生みの母桐壺は、源氏が3歳の時に亡くなる。
 その後に帝が迎えた後妻は、生き写しの藤壺だった。
 源氏は、歳も近い藤壺に恋し、ついには密通し、後の冷泉(れいぜい)帝を産ませてしまう。1帖め「桐壺」。
>帚木の… 2/14ゆきお
 「伊予の女」とは、3帖め「空蝉」。伊予の守の後妻。夜這いしたが、交わったのは継子の軒端荻だった。
>時去らむ… 2/14未来
 5帖め「若紫」。後の正妻である紫の上との、北山での出会い。教科書でも有名。
>何人か寝た… 2/16未来
 源典侍(げんのないしのすけ)という、60歳近い、好色な女性。7帖め「紅葉賀」で、藤壺との子が誕生した後、源氏がこの女性と交わっているところに、頭の中将が踏み込む。
Posted by 木村哲也 at 2008年02月16日 17:07
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
*木村先生、詳しい解説ありがとうございます。
まだ先が長いですが、これから読み進める参考にさせていただきます。
先生と徳永さんの影響で、読み始めたら止まらなくなりました。
やはり面白いです。
回文はかなり無理やりですが、読み取っていただいて感謝です。

憎からず憩ふ苫によ気付かぬか月夜に惑ふ恋すら斯くに

Posted by 北川ゆきお at 2008年02月16日 17:51
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差なきビギナーさ

※ 憎からず… 2/16ゆきお
 朧月夜は、8帖め「花宴」で登場。10帖め「賢木(かしこぎ)」で、密会がばれる。
 政敵の娘であり、兄の妃になる人だった。
 「私は何をしても許される身」と源氏は言って口説いた。名を聞かぬまま、扇を交換して別れた。

 小生自身、偉そうな立場にはありません。
 お互いに深め合いましょう。
 なおいっそうよろしく。
Posted by 木村哲也 at 2008年02月16日 18:51
##############################
木村先生 解説をありがとうございます。
とくに「雨夜の品定め」をご理解いただけたのはかなり嬉しいです。
現在、橋本源氏と瀬戸内源氏を同時に読み進めています


時凪ぐ世 震撼 血は燃え盛り 紅葉賀の舞神格化。神酒を踊り
「青海波」鬼神金色徘徊せりと、大君かく感じ、
 今のかの滋味も梨花さえも恥ぢん、顔色なきと
 
Posted by 徳永未来 at 2008年02月16日 23:50
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
寸景は皆で読み進みよ手並み拝見す
海岸寒風余人源氏物も真剣性分感慨か
炭盛り桐壺はぽつり錐揉みす
源氏十と二つで手伝う棟と新家  19019
Posted by 二健 at 2008年02月17日 14:41
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
書き記る九月七日野の宮参る今闇の退かぬ夏が苦しきか
行く末を如何にとせむや宮の苦の闇止む瀬戸に解を得ず悔ゆ
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月17日 16:46
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*すごい、ゆきおさん、正確な日付入りですね。

寝の床の嘘 片意地破滅 闇の野々宮 爪はじいたか箏の琴の音
Posted by 徳永未来 at 2008年02月18日 19:22
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問いがすぐさま策すガイド

※ >時凪ぐ世… 2/16未来
 青海波(せいがいは)は、第7帖「紅葉賀」の最初に、頭の中将と舞った舞い。
 本来見られない、妊娠中の藤壺に、桐壺帝はその試楽を見せる。
>書き記る… 2/17ゆきお
 第10帖「賢木」で、九月七日に六条御息所を野々宮に訪れる。六条御息所は、源氏との仲を断念し、伊勢に下ることになっていた。
Posted by 木村哲也 at 2008年02月19日 07:17
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
*木村先生
ブログ「源氏物語関連本レビュー」で、徳永さんの作品と並んで拙作を取り上げていただき、感激です。ありがとうございました。

知らぬ人咎と恨みて偽るは序で見らふと門問ひぬらし
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月19日 11:01
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勝手にですが

※ 予告しませんでしたが、そういうことでよろしくです。
 ブログ「源氏物語関連本レビュー」は↓
http://sky.ap.teacup.com/genji/
 併せて「紫の上の源氏君」もあります。
http://love.ap.teacup.com/genji/
Posted by 木村哲也 at 2008年02月19日 15:44
##############################
木村先生
私もお礼申し上げます。ご紹介、ありがとうございました。


天子、鈍色の恋を買う行きずりもりスキー。夕顔、以後呪い火に死んで
Posted by 徳永未来 at 2008年02月19日 23:08
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

企画作2月20日に愚作書き
実験が2月20日に完結し

※源氏物語を知らないんで、最近のものすごい展開に
ついていけません(^∇^)
Posted by のえら at 2008年02月20日 00:19
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侘び留守居葵も置きし須磨の海の貧しき思いお会いする日は

※のえらさん、自分でも意外なほどはまりこんでしまいました。
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月20日 07:26
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のえらさん、源氏色に染めてしまってすみません。
なんだか取り憑かれたように、源氏にのぼせています。

袖振ると 誰が憑かれた とる筆ぞ
Posted by 徳永未来 at 2008年02月20日 07:35
※ 失礼、、、、
須磨の歌にうっかり「葵」を持ち込んでしまいました。
ここは「紫の上」でなければ意味が通じませんでした。
上の歌撤回いたします。
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月20日 07:38
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※ 12帖め「須磨」より前、9帖め「葵」で、出産直後の葵の上は亡くなりましたね。
 四十九日直後に、紫の上を正妻にする、手際のよさ。

 で、きっかけのバーの系列店のバーテンダーが、頭の中将と惟光(源氏の乳兄弟で、家来のような人)だと、女給さんたちに言われて、納得。
Posted by 木村哲也 at 2008年02月20日 08:16
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
※ レビュー、「質屋源次」の登場人物、若村さき、末次はなには思わず吹き出してしまいました。
紫の上を回文短歌に連れ込むのはかなり厄介、、、やはり高嶺の花。

眠いかてなめたらダメなでかい船
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月20日 09:15
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*頭の中将はカラリと陽気で、フットワークも軽く、人間性も軽薄に見せながらも情に厚いところもあり、スゴく好きなキャラクターです。
とくに須磨の源氏を訪れる場面が忘れられません。

来たり友 描けかけがえ 戻りたき


Posted by 徳永未来 at 2008年02月20日 17:36
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鼻祖吾君で知己教養良き知的遊び
美しき百合なり成り行き詩句通
読まい読み書き神代今代  19156
Posted by 二健 at 2008年02月20日 22:22
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
侘び住居吉備に貧しき今朝の海の避け来し須磨に弾き居ます琵琶
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月24日 14:31
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
コメントで恐縮ですが、2.22発行の写真ムック
『猫俳句』ケータイで詠む、ねこゴコロ。
と関係サイトの設立の紹介をさせて下さい。
回文とは直接の関係はないですが、当もののふの会
編集協力ということで関わりました。
そして我が一存で二つのサイトを設立しました。
どちらもノンキャリアの人に猫俳句を作りましょうと
呼びかけています。感覚や感性で俳句を作る試みです。
果たしてどこまでお茶目な頭に立ち返るここが
できますでしょうか。大人の自分への挑戦でもあります。

▽世界文化社/猫俳句
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発つ旅の猫の日だった  19319
Posted by 二健 at 2008年02月25日 20:21
##############################
回文大会に参加してきました。
佳作受賞で、竹鶴2本、日本酒3本いただいて帰ってきました。
木村先生に触発され、源氏物語を題材とした回文です。


和歌(うた)ゆだね、深き永久よ。
錦の詩歌、綾増す。
脈々と今、いとなみが。
読み切るか、ひも解くかは、きらびやかに千年背に蚊帳開き、
若くとも光る君よ。
神などいまいと悔やみ悔やみ
須磨や明石の岸に夜半、時が舟 たゆたう
Posted by 徳永未来 at 2008年02月26日 08:02
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
したげに見せつ空蝉逃げたし
露呈さ朝顔がさあ咲いてろ

※ 源氏の女君読み込みは難しいです。
Posted by 木村哲也 at 2008年02月26日 10:11
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
紫の可愛いと見る汝はしかし離る身と言い吾が軒去らむ
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月26日 15:56
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
*徳永未来さま、佳作入賞おめでとうございます。

めかしたい源氏文化の幹部神経確かめ
佳作めでたし下で芽草か

*のえらさま、もう2月も終わりですね。
3月用の抄出句の選び出しをよろしくお願いします。19419
Posted by 二健 at 2008年02月28日 15:50
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*Jikenさま、ありがとうございます。
ともあれ、コンテストのほうで金をいただき、肩の荷が下りました。

コンテストで予選落ちした「ゴッホ・改訂版」載せさせてください。


ゴッホは怒り語れば、神経過敏さくっきりと錯乱だ。
カルマ沸き、孤高の異才画家。不思議な過激さ。
耳裂き、怪我泣きし不可解。才能ここ極まるが、短絡。
悟りキツく、賛否が意見し割れたが、理解は没後
Posted by 徳永未来 at 2008年02月28日 18:48
早いですね もう私の番ですか・・・
(^0^ゞ らじゃ 選んでみます

ただ、私は源氏物語が分からないので、
源氏物語関連の力作は全く理解できない事をご了承下さい(^∇^)

こちらでも改めまして、
徳永未来さん、
回文大会入賞
回文コンテスト最優秀賞おめでとうございます!
Posted by のえら at 2008年02月28日 23:25
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のえらさん 何度もご祝辞強要するようですみません

でもありがとうございます!

やっと、年が明けた気がします......。(^∇^)
Posted by 徳永未来 at 2008年02月29日 07:18
∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞--∞
徳永さん、おめでとうございます。
徳永さんの「千葉笑い」年間大賞受賞のニュースに始まり、作並回文コンテストの最優秀賞での締め括り、、、実に意義ある1ヵ月でしたね。
同じ迷宮にいる私にとっても大きな励ましになりました。

のえらさん、ご苦労さまです。
私も実は源氏物語ほとんど知らないんです。読み始めたばかりなので、、どうぞ気にしないで選考してください。
Posted by 北川ゆきお at 2008年02月29日 09:45
¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬¬
*徳永未来さま
たて続く受賞、ほんとにおめでとうございますヽ(^o^)丿
迷宮人の快挙、即ち当宮の誇りです。
ゴッホの回文作品も素晴らしいの一言です。
ゴッホ関連のキーワードがじゃんじゃん出てきて
無心所着と紙一重の危うきの境界で逞しく輝いております。
落選理由を私なりに推測すれば、内容の文学的充実度よりも
世間受けつまり無難さにおいて軍配を振られたのでありましょう。
私が選者なら、この重苦に満ちたゴッホ回文を推します。

彼の留守にゴッホを反故にするのか

*のえらさま、理解できて共感できるものを率直に選んで下さい。
のえらさんの思いは、当宮の読者の思いを代弁していると思いますから。

何とぞの矢が婆心源氏は蚊帳の外にな  19456
Posted by 二健 at 2008年02月29日 12:00
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ゆきおさん、Jikenさん

ありがとうございます。

徳永未来の実績は、そのまま迷宮の実績になる、と
大会では気負いすぎた感がありました。

その点コンテストでは「どれかひっかかるやろ」と
なかば楽観して臨んだのですが、それが却って功を奏したのかもしれません。

次の個展も、楽にやりたいと思います。
よろしくお願いいたします。
Posted by 徳永未来 at 2008年02月29日 19:48
しまった
また届かないアドレスにメール送ってました
今からミクシィのほうに送り直します
Posted by のえら at 2008年03月01日 23:08
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